穂高連峰 登山ルート

西穂高岳ルート

西穂高口~西穂山荘~西穂独標~西穂高岳~西穂独標~西穂山荘~西穂高口

技術レベル: C
体力レベル: 3
難易度: ★★★

西穂高岳の岩稜線歩きを楽しむ

ロープウエイを利用して西穂高岳山頂に登る。まずは西穂独標まで登ってみよう。※核心部はヘルメットを着用してください。
西穂高岳から奥穂高岳への稜線ルートは整備された登山ルートではなく、上級者向けの岩稜難関ルートです。

●登山データ

日程: 日帰り
歩行時間: 8時間(登り: 4時間40分、下り: 3時間20分)
歩行距離: 7.7 ㎞
最高峰:西穂高岳(2,909m)
登り累積標高差: 870 m

西穂高口

標高 2,156m

↓ 1時間30分

西穂山荘

標高 2,367m

↓ 1時間30分

西穂独標

標高 2,701m

↓ 1時間40分

西穂高岳

標高 2,909m

↓ 1時間20分

西穂独標

標高 2,701m

↓ 1時間

西穂山荘

標高 2,367m

↓ 1時間

西穂高口

標高 2,156m

ルートガイド

標高1,090mの新穂高温泉から新穂高ロープウエイを利用して、標高2,156mの西穂高口まで一気に駆け上ります。ここがスタート地点。最初は樹林帯を歩くようになります。高度を上げていくと木々の間から西穂高岳の稜線が見えます。樹木が針葉樹からダケカンバやナナカマドに変わってくると勾配が強くなり、ハイマツ帯に入ります。ここを抜けたところが西穂山荘。たくさんの登山者がテラスでくつろいでいます。建物の後方に見えているのが、北アルプス唯一の活火山、焼岳です。

小屋の前から大きな岩が重なる登山道をひと登りします。ハイマツに覆われた尾根からは展望が広がり、これから向かう稜線がはっきり見えています。ジグザグを繰り返しながら進み飛騨側の左斜面を登ると、西穂独標の基部に着きます。落雷で犠牲になった松本深志高校の生徒たちの慰霊碑が立っています。ここから岩場の急坂を登り詰めたところが西穂独標。ほとんどの人はここから引き返しています。独標の登りに恐怖を感じたら、今回はここまでにして往路を戻るようにしましょう。

西穂独標からは13のピークを越えたり巻いたりしながら進みます。最初はピラミッドピークに向かいます。独標からの下り出しは崩れやすい岩場なので慎重に。30mほどで両側が切れ落ちた稜線を歩くようになります。さらにナイフエッジをアップダウンすればピラミッドピークです。ここから独標を見ると、まるで山頂だけ宙に浮いているように見えています。ピラミッドピークから細い岩稜線をアップダウンして進みます。岩に付けられた矢印を目印に。長い斜面を登ったら、その後は小さく上下しながら、各ピークを巻いていきます。広い道を詰めると4峰、さらに3峰と過ぎ、再び細い岩稜になると2峰を越えます。最後にハイマツ帯を登れば西穂高岳です。奥・前穂の大障壁が迫っています。ひと休みしたら天候が崩れない内に下山すること。往路を忠実に辿りましょう。