薬師岳 登山ルート

室堂、五色ヶ原ルート

②室堂~浄土山~ザラ峠~五色ヶ原山荘~スゴ乗越小屋~薬師岳~太郎平小屋~折立

技術レベル: C
体力レベル: 8
難易度: ★★★★

戦国時代ファンなら誰もが憧れを抱く
ザラ峠を越えて薬師岳山頂に立ちます。

●登山データ

日程: 4泊5日
歩行時間: 20時間35分
歩行距離: 26.8 km
登り累積標高差: 2,376 m

室堂

標高 2,420m

↓ 1時間20分

浄土山

標高 2,831m

↓ 3時間

ザラ峠

標高 2,348m

↓ 55分

五色ヶ原山荘

標高 2,500m

↓ 5時間50分

スゴ乗越小屋

標高 2,370m

↓ 4時間

薬師岳

標高 2,926m

↓ 2時間20分

太郎平小屋 

標高 2,330m

↓ 2時間

三角点ベンチ

標高 1,869m

↓ 1時間10分

折立

標高 1,350m

ルートガイド

立山黒部アルペンルートを利用して室堂まで登り、そこからスタートすることになります。一気に五色ヶ原山荘まで歩いて、3泊4日としたいところですがアルペンルートの室堂到着時刻からすると、よほど足の早い人でないと午後早い時刻に到着するのは難しいようです。初日は室堂に宿泊して2日目の朝早くから歩き始めるようにしましょう。

浄土山への登山道は室堂山荘の手前から始まります。室堂山のカルデラ展望台のわずか手前で左の急坂を登ります。展望台からは薬師岳や白山、穂高の山並みも見えています。この展望台手前から左に進路を取ります。すぐに浄土山の一角にでます。広い山頂台地で、そのまま進むと富山大学の気象観測所があります。そこを左へ。稜線を五色ヶ原へ向かいます。ガレ場、岩場を下ります。登り返して鬼岳の東面を進みます。残雪地帯をトラバースすると木道歩きが始まります。チングルマやコバイケイソウ、クルマユリが咲く道です。眼下に見えているのが黒部湖です。獅子岳を過ぎると足元に五色ヶ原が見えてきます。さらにその奥に見えているのは薬師岳に続く稜線です。ザラ峠までは急なガレ場やクサリ場、ハシゴの下りが続きます。ザラ峠は漢字にすると佐良峠と書きます。1584年に佐々成政主従94人が浜松の徳川家康に援助を求めて雪の中を越えたところ。だと伝えられています。ザラ峠を過ぎて木道に入ります。周囲には高山植物が咲いています。テントサイトへの分岐を直進します。まもなく五色ヶ原山荘です。今夜はここに宿泊しましょう。 

翌日は薬師岳に登ります。木道を進み、越中沢乗越から岩が転がる広い道を登ります。展望が開けると越中沢岳に到着します。薬師岳のどっしりとした風貌が印象に残ります。ここからスゴ乗越まではガレた道の下りになります。滑らないように注意しましょう。スゴ乗越の鞍部からいったん登り返し、肩から下ったところがスゴ乗越です。ここからスゴ乗越小屋への登りになります。スゴ乗越小屋は林の中に建つ静かな山小屋です。ここでひと晩を過ごします。

薬師岳を目指します。薬師岳はガスがかかりやすいので、できるだけ早く出発しましょう。湿原を進みキャンプ場跡を抜けます。展望のいい間山を過ぎます。左下に見えているのが上ノ廊下です。森林限界を超え、ハイマツが目立つようになります。北薬師岳の手前で二重山稜の地形が見えます。この後、小さなピークをいくつか越えていきます。まもなく薬師岳です。薬師如来像が祀られた山頂です。展望にも優れています。ここから尾根道を下って太郎平小屋に向かいます。最終日は太郎平小屋でゆっくりしましょう。下山は折立に向かいます。3時間ほどですが、気を抜かずに歩くようにしましょう。