水晶岳 登山ルート

小池新道、高瀬ダムルート

③新穂高温泉~弓折分岐~双六岳~鷲羽岳~水晶岳~野口五郎岳~高瀬ダム

技術レベル: C
体力レベル: 8
難易度: ★★★★

小池新道を詰めて
ダイナミックな稜線に乗ります。

●登山データ

日程: 2泊3日
歩行時間: 19時間20分(登り: 10時間50分、下り: 8時間30分)
歩行距離: 37.1 km
登り累積標高差: 3,735 m

新穂高温泉

標高 1,090m

↓ 6時間10分

弓折分岐

標高 2,560m

↓ 2時間20分

双六岳

標高 2,860m

↓ 3時間20分

鷲羽岳

標高 2,924m

↓ 2時間30分

水晶岳

標高 2,986m

↓ 3時間10分

野口五郎岳

標高 2,924m

↓ 6時間10分

高瀬ダム

標高 1,270m

ルートガイド

新穂高温泉から蒲田川左俣に沿って林道を歩きます。ゲートをくぐると車両通行禁止エリアになります。笠ヶ岳に向かう分岐を左に見送り直進。わさび平小屋を過ぎてしばらくいくと小池新道に入ります。整備された道です。秩父沢出合を過ぎて道なりに登るとシシウドヶ原です。ここから少しトラバース気味に登ります。鏡平に入ると、今日宿泊する鏡平小屋に到着します。翌日は早朝に出発。

鏡平山荘から1時間ほどで弓折分岐に到着します。ここで左の尾根を辿ると笠ヶ岳ですが、今回は直進して双六小屋に向かいます。夏、遅い時期まで雪渓が残る道ですが、お花畑も見事です。尾根から若干離れてわずかに下ると双六小屋に到着します。少し休んだら、双六岳を目指しましょう。巻道分岐から稜線に沿って登りましょう。道は広く歩きやすいはずです。山頂からは槍ヶ岳や穂高の稜線がはっきりと見えています。山頂を過ぎて、そのまま稜線を進めば三俣蓮華岳に到着します。黒部の源流や鷲羽岳、水晶岳が見えています。また、左前方には雲ノ平や薬師岳などのロケーションが広がっています。展望を満喫したら、右下に見える三俣山荘まで下りましょう。ここが今日の宿泊地になります。

翌日は小屋の前から鷲羽岳の稜線を登ります。1時間ほどの急登ですが、槍ヶ岳や表銀座コースの展望に励まされるはずです。鷲羽岳は富山県と長野県の県境に聳えています。北アルプスのほぼ中央に位置しているため、どこから入山しても日数が必要となります。鷲が羽を広げたような形に見えることからこの名が付いたそうです。展望を楽しんだらワリモ北分岐まで下山します。途中に荒れてロープが張られた箇所がありますが、道から外れなければ危険はありません。ワリモ北分岐から水晶小屋へ向かいましょう。そこから稜線をピストンして水晶岳に登ります。山頂周辺は急勾配のため、ハシゴが取り付けられた箇所があります。山頂から360度の展望を楽しみます。展望に満足したら水晶小屋に戻ります。ここから裏銀座縦走コースを進みます。

水晶小屋から野口五郎岳にかけての尾根道は全体的には穏やかで歩きやすいはずです。展望にも恵まれているので、天気がよければ快適な歩きが楽しめます。高山植物のかわいらしい姿も確認できます。真砂岳を過ぎて野口五郎岳の登りにかかります。山頂を踏まない巻道がありますが、せっかくなので山頂を踏んでいきましょう。山頂からわずかに下ったところに野口五郎小屋が建っています。今夜はここで縦走最後の夜を過ごしましょう。

最終日は下り一辺倒です。4日間の疲れが蓄積しているので、ゆっくり下りましょう。高瀬ダムまで6時間ほどの歩きです。烏帽子小屋までは眺めを堪能しながら歩けるはずです。後方に見える烏帽子岳は往復1時間です。時間と体力が残っていたら登ってみましょう。烏帽子小屋から下るブナ立尾根は勾配が強いので、転倒などしないように注意が必要です。高瀬川が近くなれば高瀬ダムはもうすぐです。