八ヶ岳連峰-最高峰 赤岳 登山ルート

南八ヶ岳縦走ルート

②美濃戸口~美濃戸~赤岳鉱泉~硫黄岳~横岳~赤岳~行者小屋~美濃戸~美濃戸口

技術レベル: C
体力レベル: 5
難易度: ★★★

八ヶ岳縦走の核心部分を歩く極上コース

横岳の登りから赤岳天望荘辺りまでが縦走路のメインになります。また、この区間が最も注意したい箇所でもあります。

●登山データ

日程: 1泊2日
歩行時間: 11時間40分(登り: 7時間50分、下り: 3時間50分)
歩行距離: 19.9 ㎞
登り累積標高差: 1,913 m

美濃戸口

標高 1,490m

↓ 1時間

美濃戸

標高 1,760m

↓ 2時間

赤岳鉱泉

標高 2,220m

↓ 2時間10分

硫黄岳

標高 2,741m

↓ 1時間20分

横岳

標高 2,829m

↓ 1時間20分

赤岳

標高 2,899m

↓ 1時間20分

行者小屋

標高 2,350m

↓ 1時間40分

美濃戸

標高 1,760m

↓ 50分

美濃戸口

標高 1,490m

ルートガイド

公共交通機関を利用したら美濃戸口から、マイカー利用なら美濃戸に建つ小屋の駐車場を利用してスタートします。美濃戸山荘の前で北沢コースと南沢コースが分岐します。赤岳鉱泉は北沢コースからアプローチします。最初の1時間ほどは小屋に荷物を運ぶ車が通るため、広く開放的です。突き当りの広場から北沢の沢沿いを歩くようになります。正面に硫黄岳から横岳の稜線が見えてくると赤岳鉱泉に到着します。小屋の前のテントサイトでは多くの人が思い思いに過ごしています。今日はこの赤岳鉱泉に宿泊しましょう。体力のある人なら硫黄岳山荘まで行ってみるのもいいと思います。

翌日は赤岳鉱泉から少し急な道を登ることになります。樹林帯のため、さほど展望には恵まれません。赤岩の頭を過ぎて20分ほど歩くと八ヶ岳の主稜線に乗ることになります。火口壁の急斜面を登ったところが広い台地状の硫黄岳山頂です。大きなケルンの辺りが山頂の中心です。ここから硫黄岳山荘に向かいます。硫黄岳山荘が建つところを大ダルミといい、高山植物の宝庫として知られています。硫黄岳山荘の人たちが管理してくれるおかげです。ここからザレて広い稜線を進みます。

いよいよ、縦走路の核心部分。横岳の険しい岩稜地帯に入ります。横岳は7つの小さなピークから成っています。狭い岩稜の道のアップダウンが続きます。クサリが張られている箇所は迷わず、軽く持ってクリアしましょう。横岳の主峰は奥ノ院です。小広く展望に優れています。ここから大権現、三叉峰、鉾岳、日ノ出岳、二十三夜峰と悪路が続きますが、クサリやハシゴを使えば危険なく歩けるはずです。落ち着いて行動しましょう。

お地蔵様が安置されたところが地蔵の頭です。右に下る岩場の道は行者小屋の裏手に繋がっています。稜線をまっすぐ進めば赤岳天望荘です。行者小屋のはるか上方に建つ小屋です。ここから赤岳山頂に建つ頂上小屋が見えています。そこに向かいましょう。長い岩礫の道を進みます。結構、登り勾配が強いですが、頑張るしかありません。長いクサリが張られているので、それを頼ってもいいでしょう。肩のようなところまで登ったら山頂は目の前です。辿り着いた山頂は北峰です。目の前に赤岳頂上小屋が建っています。その先が南峰で山頂標識や赤岳神社の小さな社が祀られています。休憩にも展望を楽しむのにもいい場所です。しばらくのんびりしましょう。

下山は阿弥陀岳方面へ岩場を下ります。クサリを上手につかいましょう。浮いた石には要注意です。文三郎尾根分岐まで下ったら、行者小屋に向かいます。ガレた道から鉄の階段下りになります。その終点が行者小屋です。ここで休憩したら、南沢コースを歩きます。森林浴気分を満喫しながら美濃戸まで戻りましょう。ここから往路の林道を歩いて美濃戸口に戻ります。