大雪渓登攀ルート
猿倉〜大雪渓〜白馬岳〜栂池自然園
技術レベル: C
体力レベル: 5
難易度: ★★★
山頂に建つ山小屋に宿泊して、白馬岳の大自然と展望を満喫する極上の山歩き。
技術レベルは初級者向き。北アルプス入門のコースといえます。
※雪渓の登山(下山)には真夏でもアイゼンが必要です。
●登山データ
日程: 1泊2日
歩行時間: 11時間30分(登り: 6時間55分、下り: 4時間55分)
歩行距離: 15.8 km
登り累積標高差: 1,997 m
ルートガイド
猿倉から歩きやすい林道を進み、白馬尻小屋へ向います。アップダウンもなくのんびりとした気持ちで歩くことができます。白馬尻からは白馬岳の稜線が見えています。ここから白馬大雪渓の入口まではわずかな時間で到着します。ここでアイゼン(4本爪で可)を装着して、雪渓に入ります。落石に注意しながら赤い線(ベンガラ)に沿って歩きましょう。
雪渓終点からザレた急勾配の道を登ります。高山植物が足元を埋めるようになると避難小屋に到着します。休憩ポイントです。この一段上に水場があります。さらに急勾配の道を登ると白馬岳頂上宿舎に到着します。ここからは白馬岳山頂までは35分ほど。白馬山荘の建物の間を抜ければ白馬岳山頂です。雄大な眺めを堪能しましょう。
今夜は白馬山荘か白馬岳頂上宿舎に宿泊しましょう。白馬岳頂上宿舎にはテントサイトがあります。翌日は白馬大池に向けて展望のいい稜線を下ります。白馬大池に建つ白馬大池山荘前で休憩したら、広い山頂を持つ乗鞍岳から天狗原に向かいます。
天狗原から木道を辿れば栂池自然園に到着します。ここからロープウェイ、ゴンドラを利用して栂池高原に下山します。