乗鞍岳 登山ルート

乗鞍高原ルート

②鈴蘭橋~冷泉小屋~位ヶ原山荘~肩の小屋口~肩ノ小屋~乗鞍岳剣ヶ峰~お花畑分岐~畳平

技術レベル: B
体力レベル: 4
難易度: ★★

高原リゾート地として知られる
乗鞍高原からスタートします。

●登山データ

日程: 日帰りないし1泊2日
歩行時間: 6時間45分(登り: 5時間30分、下り: 1時間15分)
歩行距離: 11.0 ㎞
登り累積標高差: 1,530 m

:山荘情報
鈴蘭橋

標高 1,512m

↓ 2時間25分

冷泉小屋

標高 2,230m

↓ 30分

位ヶ原山荘

標高 2,350m

↓ 1時間15分

肩の小屋口

標高 2,600m

↓ 30分

肩ノ小屋

標高 2,800m

↓ 50分

乗鞍岳剣ヶ峰

標高 3,025m

↓ 55分

お花畑分岐

標高 2,730m

↓ 20分

畳平

標高 2,700m

ルートガイド

鈴蘭橋のすずらん橋バス停がスタート地点になります。鈴蘭橋は渡らずにスキー場の中の道を歩きます。カラマツ林をトラバース気味に登ります。1時間ほど歩くと三本滝分岐点です。ここを南下すると高原を一周することができますが、乗鞍岳は直進します。登山道は尾根道になります。緩い勾配を登っていくことになります。シラビソなどが目立つ道です。ゆっくり登るようにしましょう。ジグザグに走る乗鞍エコーラインを横断するようにして進みます。路線バスが通る道ですが、最近はサイクリングを楽しむ人たちが多い道でもあります。通行には十分注意しましょう。休業中の冷泉小屋を過ぎると、ダケカンバやハンノキなどの低木が目立つ登山道になります。30分ほどで位ヶ原山荘に到着します。ここを過ぎると、ナナカマドの群生が目立ち始めます。すぐに森林限界点です。夏まだ早い時期なら雪渓が残っていますので、滑らないようにクリアしましょう。アイゼンは必要ありません。岩に付けられたペンキマークや枝に巻かれた布を頼りに歩きましょう。肩の小屋口バス停まで登ってきます。ここから雪渓が広がる斜面を30分ほど登ると肩ノ小屋手前に登り着きます。右から合流してくるのが畳平からの道です。

肩ノ小屋で休憩したら、剣ヶ峰に登りましょう。岩稜地帯を詰めていくと頂上小屋の脇にでます。ここからひと登りで山頂です。展望に優れた山頂なので、時間が許す限りのんびりしていきましょう。下山は肩ノ小屋までは往路を戻ります。肩ノ小屋からは畳平方面へ下山します。そのまま直進して畳平に下山してもいいですが、できれば冨士見岳の稜線との合流点先で左に下る道に入りましょう。ストレートに延びた道ですが、畳平下に広がるお花畑に繋がっています。