針ノ木岳 登山ルート

黒部湖ルート

針ノ木峠~船窪岳分岐~南沢出合~平ノ渡~平ノ小屋~黒部湖駅

技術レベル: D
体力レベル: 5
難易度: ★★★

黒部湖を渡船で渡り湖畔を北上する

針ノ木峠から廃道同然だった針ノ木谷への道は船窪小屋の主、松沢宗洋さんを中心にした有志の方々。立山の山をこよなく愛する人たちだ。彼らの努力が無にならないように、けして無理をせずケガなどしないように注意しよう。

●登山データ

日程: 2泊3日(扇沢から)
歩行時間: 18時間15分(扇沢から)
歩行距離: 14.9㎞(扇沢から)
登り累積標高差: 1792.2m(扇沢から)

針ノ木峠

標高 2,540m

↓ 2時間30分

船窪岳分岐

標高 2,032m

↓ 3時間

南沢出合

標高 1,480m

↓ 1時間30分

平ノ渡場

標高 1,450m

↓ 渡船5分

平ノ小屋

標高 1,469m

↓ 4時間10分

ロッジくろよん

標高 1,500m

↓ 25分

黒部湖駅

標高 1,450m

ルートガイド

針ノ木峠までは、扇沢~針ノ木雪渓~針ノ木岳~種池山荘の頁を参照。

ルートガイド
針ノ木峠から針ノ木谷出合の下りは上級者向けのコースになります。そのため、ソロ登山の方にはおすすめできません。しっかりと準備をしてから出発しましょう。
針ノ木峠から道標を目印にして、ジグザグの道を下り始めます。ダケカンバの林を抜けると勾配が緩んできますが、気を抜かないこと。涸れた沢を古いペンキマークを拾いながら下ります。道が登りになると右岸と左岸を渡り返すようにして進みます。この辺りから水量がでてきます。露岩を越えれば針ノ木谷出合です。ここで針ノ木古道とぶつかります。迷いやすい箇所なので要注意です。そのため、標識やピンクテープ、ペンキマークなどがあります。

流れに沿って右岸を進みます。船窪岳分岐への取付きを過ぎて左岸に渡ります。少し進むと右岸に渡り返します。ここで流れから離れることになります。ガレた道を進むと道標が現れます。これに従いましょう。山腹を歩く道です。ペンキマークを見失わずに進めば南沢出合に到着します。

ここから橋を渡って左岸へ。その後は道なりですが、気を抜かないように集中して歩きましょう。南沢の尾根道を巻くようにして進んで、道標に従えば、渡船場に下り立つことができます。ここから対岸に渡船します。船が出るのは6月20日~10月30日です。1日4~5便で、始発は6時頃、最終は16時~17時20分頃で、運行期間の月によって大きく変わります。事前にネットなどで必ず調べておきましょう。その日の内に平ノ小屋に渡ることができない場合は、渡船場の手前にある避難小屋を利用して、翌日の始発に乗船しましょう。

渡船は5分ほどです。舟から下りて階段を登ると道が分岐しています。直進すると平ノ小屋。右は黒部湖の湖畔沿いにロッジくろよんに向かう8㎞ほどの登山道です。小さなアップダウンが続く道です。崩落箇所の高巻や谷筋を歩く場所にはハシゴが設置されています。広い河原にでると、ロッジくろよんまでは1時間ほどです。ロッジくろよんからは舗装された道になります。25分ほどで黒部ケーブルの黒部湖駅に到着します。