【CONTENTS】山に登らなくてもライチョウに出会える

動物園での取り組み〜絶滅させないために、私たちができること〜

環境省と公益社団法人日本動物園水族館協会が国内希少野生動植物種のニホンライチョウについて、加盟施設において飼育と繁殖の取り組みを実施しています。それに伴い、保護増殖事業の一環として、全国5施設でライチョウの公開展示を行っています。

ライチョウ展示施設

恩賜上野動物園(東京都)富山市ファミリーパーク(富山県)市立大町山岳博物館(長野県)那須どうぶつ王国(栃木県)いしかわ動物園(石川県)です。

山に登ったことがない人でも日本の宝に会うことができます。人を怖がらない愛くるしい表情に心が癒されるはずです。体調などにより公開時間の短縮などもありますが、ぜひ一度足を運んでください。

以下の施設では別亜種のスバールバルライチョウを飼育し、ライチョウ飼育の準備や基礎研究を行っています。秋田市大森山動物園(秋田県)多摩動物公園(東京都)横浜市繁殖センター(神奈川県)、横浜市立金沢動物園(神奈川県)、長野市茶臼山動物園(長野県)、飯田市立動物園(長野県)です。

ご訪問の際は各施設に事前にお問い合わせください。
ご来援の際は必ず事前に展示の有無をご確認ください。

那須どうぶつ王国のライチョウ展示室。平成27〜28年に乗鞍岳で採卵を行い人工ふ化からスタート。愛くるしい表情が人気。
恩賜上野動物園の展示室。ライチョウの人気は不動のようです。ただ、一般公開されない時もあるので事前に確認しましょう。
多くの人で混雑する恩賜上野動物園のライチョウ展示室。
市立大町山岳博物館に展示されたライチョウ。
いしかわ動物園も多くの人が訪れています。
富山市ファミリーパーク。立山の麓にある施設で、多くのファンが全国から訪れています。

いしかわ動物園に展示されたライチョウ (各園より写真提供)