⽇本アルプス ライチョウ観察ガイドツアー

今年、2023年はライチョウが日本の天然記念物に指定されて、100年になります。古来より奥山に棲む神の鳥として敬われ、野⽣でありながら誰からも親しまれ、ここまで⼈との独特な距離感を持つ稀少動物は、哺乳類を含めて他に無いかもしれません。

でも今、残念ながら⽇本のライチョウは絶滅の危機にあります。なぜなのでしょうか。そして私たち⼭を愛する⼈として何ができるのでしょうか。「⽇本アルプスライチョウ観察ガイドツアー」では、単にライチョウのウオッチングをするのではなく、今のライチョウが置かれた環境を知り、その中で懸命に⽣きているライチョウを護るためにどうすれば良いのかを知り、学ぶツアーです。

ライチョウを次の世代につなぐために⼭を愛する⼈として知っておくべきことを知る、そんな機会として催⾏される、⽇本で初めて山岳地域野生動物観察ツアーとなるかもしれません。⼭への感謝の気持ちを込めてツアーに参加されてみてはいかがでしょうか。

そして今から100年後に⼭を愛する⼈達が、私たちと同じようにライチョウと遭遇して、同じようにちょっとした幸運を感じてもらいたい、今、⼭を愛する⼈にはそう思わない⼈はいないでしょう。

観察のステージは北アルプス最南部にある乗鞍岳、畳平を中心としたエリア。

乗鞍岳は標高3,026m。日本に21あると言われる標高3,000m超える山の中で、19番目に高い山となります。とは言っても、乗鞍岳と言う山は無く、最高峰である剣ヶ峰を筆頭に幾つものピークを持つ火山群となります。戦中に旧陸軍が航空機のエンジン開発のために軍用道路を開設し、戦後早くから標高2,700mの畳平まで観光バスが運行されたようです。現在ではマイカー規制によって一般のクルマは通行できませんが、松本〜高山を繋ぐ「乗鞍ライチョウルート」によって、公共交通機関で行ける日本最高所として、シーズン中は多くの観光客が訪れます。

ツアー概要:1日目

おクルマで来られる方

A 乗鞍観光センター 

バス

乗鞍 畳平

電車・飛行機で来られる方

B 松本駅 信州松本空港

タクシー

乗鞍 畳平

おクルマの方は乗鞍観光センターの駐車場に止めて、そこから乗鞍畳平へのシャトルバスに乗って頂きます。電車の方は、アルピコ上高地線や新島々からバスで乗鞍観光センターへ行く事もできますが、便利なのは松本駅からのツアー参加者用タクシーのプランに参加する事。乗り換えが無く、直接畳平へ入れるのはなんとも嬉しい、ツアーならではの特典です。(飛行機で来られる方もご利用いただけます)

乗鞍高原から見た乗鞍岳の秀麗な姿
乗鞍畳平 標高は2702mと看板にあります。
ライチョウ?いえ違うようです。
いずれにしても野鳥天国のようですね。
畳平のバスターミナルのすぐ下に拡がるお花畑
30-1時間で散策できるポイント。運が良ければ。

宿泊予定地 <乗鞍白雲荘>

102.白雲荘 | THE JAPAN ALPS

乗鞍畳平にある宿泊施設2ヶ所の内の一つ。山荘ではありますがお風呂も完備され、評判の夕食を食べにだけ来られる常連客も。確かに、心温まる山荘スタッフのおもてなしが嬉しく、リピーターが非常に多いのも納得です。今や予約が最も難しい山小屋の一つともなっています。
夜、お食事の後は、ガイドからの「ライチョウ夜話」もお楽しみに。

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ライチョウ ショートストーリー

ライチョウ(雷鳥):英語ではRock Ptarmigan、別名ニホンライチョウとも言います。実は海外の寒い地域では海辺でも観られる、珍しくない鳥の種類です。

でも日本では全くその存在価値が異なり、日本を代表する高山鳥として、長野県・富山県・岐阜県のアルプスをまたぐ3県ではそれぞれで県鳥に指定されています。
遥か2万年前の氷河期に日本へ渡ってきて、氷河が終わる頃に種の多くは大陸へと戻りましたが、残った一部が高山でその種をつないできたと言われています。日本では平安時代より「らいの鳥」として歌に詠まれ、江戸時代以前の信仰登山者からは神の鳥として敬われていたようですが、明治期には狩猟対象として乱獲されてしまったようで、かのウオルター・ウエストンも狩猟して食べたと書き残しています。
乱獲だけではありませんが、明治以降その数が激減、現在は1700~1800羽程度が残っていると言われますが、地球温暖化の影響もあり絶滅が危惧されています。

 ツアーについて
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ツアー概要:2日目

ご来光:天気が良ければ最高の瞬間です。
7月は子育ての時期です。親子のライチョウが
観られたら忘れられない想い出ですね。
フィールドサインは野生動物観察の重要な
足がかりとなります。
ライチョウの世界にもナラズモノがいます。
追い立てたり、立ち塞がらないよう見守って下さい。

ツアー2日目は、天気が良ければ夜明け前から精力的に動きます。
ご来光は日本アルプスの絶景の中で観る格別な風景。富士山では味わえない思い出となります。

ライチョウ観察
ライチョウは夜明けの頃と夕方に活動すると言われています。一方で昼間、特に天気が良いとライチョウはハイマツに隠れて出てこないと言われます。これはなるべく捕食者の眼に泊まらないようにするためだと言われています。
なので朝ご飯前のツアーが観察の勝負所。
もし見つからなかったら、朝食をいただいて、もう一勝負ですね。

ツアーは午前中比較的早く終了すると思われます。
帰路はせっかくなので松本城やクルマの方は高山などへ立ち寄りたいものです。
また上高地の拠点となる沢渡(さわんど)も遠くありません。
せっかくなので是非この地域のもう一つの醍醐味をご堪能下さい。

Matsumoto castle

乗鞍 畳平

バス

A 乗鞍観光センター 

乗鞍 畳平

タクシー

B 松本駅

ツアーライチョウ観察実績

日程(2022年) 参加者数 天候 ライチョウ観察状況 備考
1日目 2日目 1日目 2日目
7月5-6(火水) 悪天候予報で不催行
7月9-10(土日) 12名 晴れ 曇り時々雨
7月17-18(日祝) 11名 曇り 曇り小雨 ×
7月26-27(火水) 9名 晴れ 霧雨
8月2-3(火水) 5名 晴れ 晴のち曇り
9月13-14(火水) 4名 晴れ 晴れ × × 猛禽の渡りと重なったため

2022年は、5回催行して2日間ともに観察できなかったのは1度
10回のチャンスで7回の観察 70%の観察確立
また7-8月では観察できなかったのは1日だけでした。

※ライチョウに会える確立はそれでも100%ではありません。その点を十分ご理解の上ご参加下さい。

ガイド

ツアーガイドは⼭のスペシャリスト
⾼原での散策から⼭の稜線まで幅広くガイディング -安⼼してライチョウとの⼭旅を味わうことができます。

認定NPO法⼈ 信州まつもと⼭岳ガイド協会やまたみ、一般社団法人日本アルプスガイドセンターのライチョウ観察ガイドツアー研修を受講した「やまたみ ライチョウガイド」

【ツアーのお問い合わせ、お申し込み】

アルピコ長野トラベル株式会社
TEL&FAX:0120-24-5522

https://www.alpico.co.jp/travel/

ライチョウ観察ツアーの様⼦