塩の道トレイル 行程 2 :根知駅~平岩駅
根知駅~平岩駅 仁王堂~姫川
千国街道の白眉とも言える大網峠道を筆頭に、急勾配の峠道を越えていくこの難所は最も往時の面影を色濃く残す道。「祈りが息づく、清廉の道」
●ハイキング データ
歩行距離:19.3km
所要時間:365分
標高:90m~860m
ルートガイド
塩の道の白眉とも言える大網峠越を筆頭に、前後の急こう配な登山道が中心のルート。大糸線根知駅をスタートし、前方に頚城三山を眺望しながら根知の里山を山口関所跡、塩の道資料館まで里山4kmを歩きます。これより林道となり往時の道しるべとなった一本杉・大ザイの神を通過し、峠越を前に一息ついたボッカ宿があった往時の白池までなだらかに上り、標高860m大網峠を目指します。この間は登山道であり峠からはガレ沢をジグザグに下り牛の水飲み場などを経て、さらに急な下りが続き横川の吊り橋を渡り、芝原の六地蔵を過ぎると程なく大網集落に至ります。大網峠越では、特に足元はしっかりと装備してもらいたい1日がかりの行程となります。特に冬期は施設WCも雪囲いで閉鎖され例年5月下旬まで峠前後に残雪があります。
西回りコースは降雪残雪の12月~5月は歩行困難。夏は草が繁り一部のルートが不明になりますので、季節に関係なく必ず案内ができるガイドと歩いてください。また東回り大網峠越えコース、鳥越峠越えコースもまた健脚向き。通行状況を糸魚川観光協会、もしくは小谷村観光連盟へお問い合わせください。