小坂口(濁河温泉)ルート
③濁河温泉~のぞき岩~八合目~飛騨頂上~剣ヶ峰~飛騨頂上~のぞき岩~濁河温泉
技術レベル: B
体力レベル: 4
難易度: ★★
飛騨側で唯一の
濁河温泉からのルート小坂口ルートを登ります。
●登山データ
日程: 日帰りないし1泊2日
歩行時間: 9時間30分(登り: 5時間25分、下り: 4時間5分)
歩行距離: 14.1 ㎞
登り累積標高差: 1,590 m
ルートガイド
御嶽信仰のために開かれた飛騨小坂口登山道の歴史は古く、現在でも多くの信者に登られています。濁河温泉街を抜けたところが登山口になります。本来の登山道は途中の仙人橋が2018年6月に流出したために通行できません。代わりの道は登山口の駐車場から遊歩道を歩き始めます。尾根に乗ったら原生林を進みます。新設の道なので歩きやすいはずです。南に進むようになると、本来の登山道に合流します。この合流地点から急勾配の道を歩くようになります。オオシラビソの林の中を歩きます。木を横に敷き詰めた箇所が多く滑りやすいので注意しましょう。七合目を過ぎて苔が目立つエリアに入ります。苔に覆われた巨岩も目立ちます。自噴する湯の匂いがすることから名付けられた湯の花峠を越えると、コメツガが目立つ森の中を歩くようになります。左から道が合流してくるとのぞき岩です。風雪の影響が厳しい道になります。しばらく登れば八合目のお助け水ですが、水はでないので勘違いしないように。ここから先は森林限界を超えた道になります。ハイマツの中を登ります。展望も開けてきます。コマクサが多くなると飛騨頂上に到着します。
飛騨頂上で少し休憩したら、山頂の剣ヶ峰にいってみましょう。摩利支天乗越へ進みます。展望のいい尾根道です。乗越から南へ向かいます。サイノ河原避難小屋の前を通過して、二ノ池山荘の先で右に入り剣ヶ峰山頂を目指しましょう。雄大無比の展望が広がっています。下山は往路を戻ります。