甲斐駒ヶ岳 登山ルート

黒戸尾根ルート

②竹宇駒ヶ岳神社~笹ノ平分岐~刀利天狗~七丈第一小屋~甲斐駒ヶ岳~駒津峰~北沢峠

技術レベル: D
体力レベル: 6
難易度: ★★★★

甲斐駒ヶ岳の表参道からアプローチ

北アルプスのブナ立尾根、谷川岳の西黒尾根と並び、国内三大急登に数えられる黒戸尾根を登る
尾白川渓谷‐黒戸尾根へのアクセス
仙流荘-北沢峠へのアクセス

●登山データ

日程: 1泊2日
歩行時間: 12時間(登り: 9時間10分、下り: 2時間50分)
歩行距離: 11.8 km
登り累積標高差: 2,528 m

:山荘情報
竹宇駒ヶ岳神社

標高 770m

↓ 2時間30分

笹ノ平分岐 

標高 1,470m

↓ 2時間

刀利天狗

標高 2,049m

↓ 2時間10分

七丈第一小屋

標高 2,400m

↓ 2時間30分

甲斐駒ヶ岳

標高 2,967m

↓ 1時間

駒津峰

標高 2,649m

↓ 1時間50分

北沢峠

標高 2,030m

ルートガイド

竹宇駒ヶ岳神社の参道奥から、尾白川渓谷に架かる吊橋を渡ります。ここから登山道になります。樹林帯に延びる登山道をひたすら登ります。横手方面から登ってくる道と合流する地点が笹ノ平です。大きなガレ場になったところです。甲斐駒ヶ岳山頂まで7時間の道標が立てられえています。少し休憩してから出発しましょう。クマザサが茂る道を登ります。八丁登りといわれる黒戸尾根の急勾配が続きます。前屏風ノ頭を越えると刃渡りの岩場に入ります。登山道の左右が切れてクサリが張られた場所です。注意しながら進みましょう。クサリとハシゴをクリアしたところが刃利天狗です。ここから黒戸山の北面を巻いて進んだところが五合目になります。五合目小屋跡を過ぎて屏風岩の登りにかかります。ハシゴとクサリを慎重にクリアしましょう。樹林帯を抜ければ七丈第一小屋に到着します。今夜はこの小屋に泊まります。

七丈第一小屋からダケカンバの林に入ります。ここを抜けた辺りが森林限界になります。さらにハイマツ帯を抜ければ八合目御来迎場に到着します。大きな甲斐駒ヶ岳の山頂部分が見えています。花崗岩の白い山肌が印象的です。八合目御来迎場から山頂までは花崗岩のザレた道が続きます。クサリが張られた箇所も多いですが、特別危険な箇所はありません。この道を辿ると東峰に着きます。駒ヶ岳神社の立派な石祠が建っています。ここから北沢峠からの道と合流して、わずかに登った地点が甲斐駒ヶ岳山頂です。晴天だと花崗岩の照り返しが眩しい山頂です。展望は文句のつけようがありません。八ヶ岳や仙丈ヶ岳、北岳、富士山、北アルプスなど何時間いても飽きることがありません。

下山は往路を戻るのもいいですが、マイカーでなければ北沢峠に下りてみましょう。花崗岩台地に刻まれたルートを忠実に下ります。途中で摩利支天に行く分岐があります。時間があれば往復するといいでしょう。往復で20分ほどです。忠実に登山道を下ると、いつしか岩の多い道になります。六方石を過ぎると、岩場を登るようになります。足場の悪いところもあるので慎重に進みましょう。台地状のところに出たら、そこが駒津峰です。甲斐駒ヶ岳が展望できる峠です。ここで少し休憩したら、ハイマツ帯の中を下って登り返します。着いたところが双児山です。双児山からは展望のない樹林帯を下って北沢峠に向かいます。