聖岳 登山ルート

赤石岳周回ルート

②椹島~聖平小屋~聖岳~赤石岳~椹島

技術レベル: D
体力レベル: 10
難易度: ★★★★★

長いトラバース道を歩いて
聖岳山頂直下の聖平小屋を目指します。

畑薙第一ダムから椹島へのアクセス

●登山データ

日程: 4泊5日
歩行時間: 24時間45分
(登り:18時間25分、下り:6時間20分)
歩行距離: 30.3 km
登り累積標高差:4,100 m

:山荘情報
椹島

標高 1,120m

↓ 50分

聖沢登山口

標高 1,140m

↓ 6時間10分

聖平小屋

標高 2,265m

↓ 2時間55分

聖岳

標高 3,013m

↓ 2時間15分

兎岳

標高 2,818m

↓ 2時間45分

百間洞山の家

標高 2,460m

↓ 3時間30分

赤石岳

標高 3,120m

↓ 2時間35分

赤石小屋

標高 2,560m

↓ 3時間45分

椹島

標高 1,120m

ルートガイド

1日目は椹島に宿泊、2日目は聖平小屋、3日目は百間洞山の家、4日目を赤石小屋と設定しました。体力のある人なら、百間洞山の家から一気に椹島まで下ることもできますが、設定時間では9時間50分が必要となります。無理をしないでのんびり歩けるのが、南アルプス南部の特徴です。

椹島に宿泊した翌日は早朝に出発します。東俣林道を50分ほど歩くと右に聖沢登山口が現れます。ここに入って今宵の宿泊小屋となる聖平小屋を目指します。ここからの道は沢やガレ場を横断して進みます。頻繁に手入れされていますが、歩きにくい箇所もあるのでゆっくり進むようにしましょう。時折、顔を出す聖岳の大きな山容に励まされるはずです。岩頭滝見台でちょっとだけゆっくりしましょう。ここから眺める聖岳はふた筋の滝とのコントラストが美しく感動的です。岩頭滝見台から聖平小屋の間も同じようにトラバース道を歩きます。右前方に建物が見えたら、そこが聖平小屋です。

翌日はこのコースで最も感動の多い日になるはずです。早々に出発しましょう。お花畑を抜けて、薊畑から聖岳に向かう登山道に入ります。そろそろ森林限界点を超える標高です。兎岳の展望に優れた小聖岳を越えるとヤセ尾根を登るようになります。足元に注意しましょう。砂礫の斜面を急登するようになると聖岳の山頂に到着します。正面に見える赤石岳の迫力に圧倒されそうです。ここから兎岳までは少しハードになります。ガレて細い尾根道が続きます。また、登り返しが急勾配なのでゆっくり歩くことだけを考えましょう。兎岳から中盛丸山の間はアップダウンがきついので、休みながら歩くことをおすすめします。百間洞下降点から百間洞山の家に向かいます。歩きにくい道が続きますので、足元に注意しながら行きましょう。正面に百間洞山の家が見えてきます。ここが今日の宿泊地です。テント泊の人にも人気のある小屋です。

百間洞山の家から稜線に戻ります。意外に気持ちのいい尾根歩きが続きます。百間平を過ぎると荒川岳や聖岳の展望が広がってきます。馬ノ背から赤石岳の斜面をトラバースします。赤石岳避難小屋の先が赤石岳のピークになります。標高3,120mから眺める展望は文句の付けようがありません。まさに360度の大展望が開けています。山頂も広いのでゆっくりしましょう。赤石岳から椹島下降点まで下ります。ここから椹島方面へ下ります。下り一辺倒の道です。お花畑を抜けて歩きます。展望に優れた道ですが、眺める時は必ず立ち止るようにしましょう。赤石小屋が見えてきました。最終日はここに宿泊します。赤石岳や聖岳の展望がいい小屋です。翌日は忠実に尾根を辿って椹島に戻りましょう。