八島湿原から鷲ヶ峰、和田峠、三峰山を経て扉峠へ
Region C:八島湿原から鷲ヶ峰登頂と和田峠へ
技術レベル:B
体力レベル:2
リージョンCとDはそれぞれやや距離が短いので、一緒にご紹介します。
リージョンCは鷲ヶ峰(1,798m)登山ルート。鷲ヶ峰は特に北面の眺望がすばらしいルートですが、距離はリージョンの中で最も短い区間ですが、ルートのアップダウンが激しく、想像以上に時間もかかりますのでその点は考慮してください。
後半のリージョンDは三峰山(1,887 m)を登山し、扉峠に降ります。アップダウンはリージョンCほどではなく特に後半は気持ちの良い登山ハイキングとなります。
●Region C ハイキングデータ
Region C:八島湿原から鷲ヶ峰登頂と和田峠へ
日程:日帰り
歩行距離と歩行時間:約3.8km(公式ルート)のアップダウンハイキング 2時間45分~
最高標高 1,798m
最低標高 1,511m
標高差 287m
Region D:和田峠から眺望抜群の三峰山を経て扉峠へ
●Region D ハイキングデータ
Region D:和田峠から眺望抜群の三峰山を経て扉峠へ
日程:日帰り
歩行距離と歩行時間:約5.5km(公式ルート)の高原ハイキング 約2時間30分~
最高標高 1,887m
最低標高 1,511mm
標高差 376m
ルートガイド
八島湿原の林を登ると視界が広がり。目の前に鷲ヶ峰が聳えます。霧ヶ峰を連峰とすると鷲ヶ峰が最も西に位置する山となり、頂上からの展望は抜群で、遥か東にスタート地点の長門牧場を臨むことができます。山頂から今度は急な下りと登り返しが続きますが、下りは滑りやすい砂礫なので慎重に進みましょう。一旦国道まで下り登り返すと旧中山道の和田古峠です。中山道の中でも最高所(1,600m)だった和田峠は中山道中最大の難所だったそうです。ここから先がRegion Dとなります。Region C同様にアップダウンが続きますが前半は林の中で景観は臨めません。
そして樹林帯を抜けるといよいよこの中央分水嶺のクライマックス三峰山です。気持ちの良いクマザサの1本道を進むと絵にかいたような高原の山頂へたどり着きます。ここから左の稜線が分水嶺ラインですが、トレイルは北に向かいます。去りがたい気持ちを抑えながら下山を始めると、車山でははるか遠くにあった王ヶ頭の電波塔が迫ってきます。山を下りきってビーナスラインに合流すると扉峠です。